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「どこか遠くへ行きた~い」では観光地や行楽スポットの生の体験情報を紹介しております。観光地選びの参考にしてください。

思わず涙がこぼれる絶景

仕事に追われ、生きている実感さえも無くなってしまったとき、思い切って休暇をとって一人旅に出ようと考えました。具体的に行きたい場所なども決まっていませんでしたが、漠然と「綺麗な海が見たい」と無計画で飛行機に乗り、到着したのが沖縄県。
年明けの1月半ばだというのに那覇の気温は20℃を超えてました。半袖では寒いけど、薄めの上着を羽織ればちょうどぐらいの過ごしやすい気候です。同じ日本とは思えない気温差にワクワクしたのを覚えています。
ホテルに荷物を置いて予約していたレンタカー会社までタクシーで行きました。沖縄のタクシーのおじさんは皆さん気さくで楽しい方ばかりです。レンタカーを借りた後のことは何も考えてなかったのでオススメの観光地を教えてもらいました。
「綺麗な海が見たいなら、古宇利島行くとイイよ!」
その言葉を信じ、レンタカーに乗って走らせました。でも観光地だし、雑誌で見る程度の感動なんだろうな、とあまり期待せずに走らせていると、1本の真っ直ぐな橋が見えたのです。橋の手前は高さがあるので、橋に向かって下りていくイメージ。海にかかる橋、その先にある小さな島。そしてなんとも言えない青い海。こんなに綺麗な景色がこの世の中にあるものなのか、と思わず涙が出たのを思い出します。
橋の手前で車を止め、海、橋、島と写真を撮りました。しかし実際に自分の目で見るのとは全く違います。どこまでも続く青い海は何にも変えられない美しさがあります。その場所で何時間も景色を眺めていました。心地よう風、緩やかな波の音を感じながら、普段の忙しい日々など忘れていました。まるで体の中が浄化されるような感覚でした。
「そろそろ戻るか」と駐車場に戻ると、移動販売車が停まっていました。覗いてみると、打ち上げられたサンゴで作った様々な可愛いシーサー達でした。お土産屋さんにはないタイプのシーサーだし、とても可愛いものだったので記念に購入しました。大きな貝殻の上で三線を演奏する可愛いシーサー。今でも玄関に飾ってあります。このシーサーをみると思い出すんです。あの綺麗な海と、長い橋、小さな自然に囲まれた島を。
それ以来、沖縄へは定期的に通っています。もちろん、その度に古宇利島には立ち寄っています。